栄養管理部は、「患者さんひとりひとりに対応した食事を提供し、治療及び回復の促進と患者さん満足度の向上を目指す」を方針とし、安心・安全でかつおいしいお食事の提供に努めております。
管理栄養士5名(NST専門療法士1名)、調理師6名、調理員14名の合計25名が勤務しています。
全入院患者さんを対象として入院時栄養アセスメントを実施し、医師・看護師と共同し特別な栄養管理の必要性を考慮し栄養管理計画書の作成を行っております。入院中は継続的に評価し、栄養管理を行っております。
また、NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)や褥瘡など各員会へ参加し他職種との連携を図っております。
平成29年9月13日、東京ビックサイトで行われた嚥下食メニューコンテストで日浦病院の栄養管理部が優秀賞を受賞しました。今回のコンテストでは外海のドロ様そうめんを嚥下食で提供できるように工夫しましたが、初めてのエントリーで決勝まで進むことができました。日浦病院の栄養管理部では食べることによって患者さんが元気を取り戻すことが出来る様に、出来るだけ患者さんの気持ちに寄り添い、食事を楽しんでいただけるよう、スタッフ一丸となって努力しています。
外海の夏!!ド・ロさまそうめん
主治医の指示のもと、病態に合わせた食事を提供しております。
一般食
特別食
また、当院では摂食・嚥下障害のある患者さんの機能に合わせた形態を提供しております。
主に咀嚼しやすい食品を使用し、食べやすい大きさ(さいの目程度)にカットして、調理した形態です。
ほぐし食を基本とし、さらに咀嚼しやすいように調理した食形態です。加熱調理が基本となります。
ソフト食にとろみ剤でとろみをつけた食形態です。咀嚼・舌の動きが不十分であり、食塊形成・咽頭への送り込みが困難な方が対象です。
舌での押し潰しや咀嚼が必要ですが、歯での咀嚼は不要であり、食塊形成がしやすい食材を使用しています。液体での提供は基本行いません。
摂食・嚥下機能回復を目的とした嚥下訓練食を提供しております。
経口摂取を開始する方向き。咽頭に張り付かず、なめらかに通過する嚥下訓練用のゼリーを提供しています。咀嚼や食塊形成は不要です。
舌での押し潰しや咀嚼が必要ですが、歯での咀嚼は不要であり、食塊形成はしやすい食材を使用しています。主に言語聴覚士による摂食訓練食として提供しています。
- 通所リハビリをご利用中の皆様にも病気や摂食嚥下機能に合わせたお食事の提供を行っております -
行事食
お正月
節分
ひなまつり
七夕
日々のお食事にも季節食材を取り入れ、季節感のあるお食事の提供に努めております。
温冷配膳車を導入し「温かいものは暖かく冷たいものは低温」にして、
適温のお食事を提供しております。
食事時間は「朝食:8:00 昼食:12:00 夕食:18:00」配膳となっております。
個人栄養指導(外来・入院)
お食事に注意が必要な患者さんへは、主治医指示のもと、病態に合わせた栄養指導を管理栄養士が行っております。
ご本人だけでなく、ご家族も交えた栄養指導を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。
日浦病院のある外海の町は、「隠れキリシタンの里」「紺碧の海と夕陽のメッカ」。この地に古くから根付いた独特のキリスト教文化と豊かな自然が織りなすハーモニーは、今もなお人々の心に安らぎを与えています。1967年の開設以来、日浦病院は高齢者に優しい病院を目指して、日々努力しています。
月曜日〜金曜日:
午前9時〜午後12時30分
午後1時30分〜午後5時
土曜日:午前9時〜午後12時30分
月曜日〜金曜日:
午前9時〜午後12時30分
午後1時30分〜午後5時
土曜日:午前9時〜午後12時30分