検査機器

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MRI装置

【写真】MRI装置

磁石の力で全身の断層画像を撮影する検査装置です。
CT検査ではX線を使って画像を得るのに対して、MRIは、大きな磁石による強い磁場と電波を使って画像を得ます。痛みや放射線による被曝が無いため、健常な方でも安心してお受けいただくことができます。しかし通常、検査に30分から50分ほど時間がかかります。また、大変強い磁場を使用しているためペースメーカーを装着されている方など、MRIならではの制限や注意もあります。

脳の萎縮を見る検査[VSRAD(ブイエスラド)] このシステムの開発により、MRIの画像診断においてこれまでは目視では難しかった早期アルツハイマー型認知症(痴呆)診断の支援情報を提供することが可能となりました。物忘れが気になる方で50歳以上の方が対象になります。アルツハイマー病は物忘れの進行とともに脳の萎縮、特に海馬という記憶に関する部分が萎縮します。VSRADはこの萎縮の程度を診る検査です。ただし、50歳未満の方は個人差が著しいため検査はできますが、判定の信頼度は下がります。また、保険適用外ですので、脳ドックを受診される方の検査となります。

こんなときも役立っています!

こんなときも役立っています!

脳梗塞

脳梗塞

【写真】CT画像
CT画像
【写真】MRI画像
MRI画像

右片麻痺。CT検査でははっきりとした異常は見られなかったが、翌日MRI検査を行うと左中大脳動脈領域に大きな脳梗塞が描出された。

脊椎圧迫骨折

脊椎圧迫骨折

【写真】レントゲン画像
レントゲン画像
【写真】MRI画像
MRI画像
MRI画像

数日前にしりもちをつき徐々に痛みがひどくなってきた。腰椎のレントゲンで圧迫骨折は多々見受けられる。MRI検査を行うと胸椎の12番目に椎体の変形があまりない圧迫骨折が描出された。

CT装置

【写真】CT装置

CT装置は、X線を用いて得たデータをコンピューターで処理し、頭部や身体の輪切りの断層写真を撮影する検査です。当院のCT撮影装置はへリカル・スキャン方式で、検査のベッドを移動させながら撮影を行っています。検査時間は単純CT検査なら位置決め終了後、1〜2分ほどの検査時間で終了します。

造影CT検査について

CT検査で使用されている造影剤は、「ヨード造影剤」と呼ばれているもので、通常、右肘の静脈から注入してスキャンを行います。造影効果を高めるため、自動注入器を用いて急速(1秒間に1.5〜3.0ml位)に注入することもあります。造影剤を静脈注射して撮影するCT検査のことを「造影CT検査」、造影剤を使わないCT検査のことを「単純CT検査」といいます。造影検査の場合、同意書等の記入を確認してから検査を行います。

一般撮影装置

【写真】一般撮影装置

胸部や腹部、骨など普通「レントゲン写真」といわれている検査に用います。レントゲン写真はCR装置を使用して作っています。

従来の現像液-フィルム法に比べ、撮影映像をデジタル処理することにより安定した診断画像を描写することができます。2006年11月以降の検査は電子保存をしていますので検査当時のままの劣化していないきれいな写真を見ることができます。

寝た状態での検査などに使う撮影台が上下に動くようになり、
患者さんの乗り降りが楽で安全になりました。

骨密度測定装置

【写真】骨密度測定装置

骨密度測定装置とは、骨粗鬆症の診断および治療効果の判定に最も多く使用されている、微量のX線を測定部位に照射し、通常、腰椎の骨量を測定するDXA法(デキサ法:二重エネルギーエックス線吸収測定法)を用いた骨密度測定装置です。

骨粗鬆症とは

骨の密度がある一定の状態よりも低くなると骨粗鬆症と呼ばれます。
骨量は、成長期に増え続け、20〜30代をピークに加齢とともに減少していきます。これは一種の老化現象ですが、特に女性は閉経後、女性ホルモンの欠乏により急激に骨量が減少し、70歳ぐらいでは約半数の人が骨粗鬆症となります。

最近、高齢化が進む中、骨粗鬆症が原因での骨折が増加しています。骨粗鬆症に伴う骨折の好発部位としては、下位胸椎・腰椎が最も多く、他に大腿骨頚部などの部位も転倒により骨折が起こり、寝たきりになってしまう人が多く見られます。寝たきりの原因の第3位が骨粗鬆症による骨折が原因と言われています。また、現在若年層においても、無理なダイエットや偏った食生活によって骨密度の減少を認める場合が増加してきています。

骨密度測定の検査時間ですが、1部位につき約3分間仰向けに寝ていただくだけで測定できます。
また、被曝量は、年間自然被曝量の1日分にも満たない程少量で、全く心配ありません。

その他の装置

病院情報透視装置

この部屋にある装置は、X線が人体を通過する作用を利用して、身体の透過像をTVに直接映し出すことが出来ます。X線に映る造影剤を利用して消化管の造影検査(胃透視、注腸)をはじめとし、多種多様の検査が行われます。脱臼や骨折の整復・固定などのX線透視撮影装置を使用した検査を行なっています。

ポータブル撮影装置

重傷の患者さんや手術後などの患者さんは撮影室まで搬送・移動することが出来ません。病棟や手術室などに出向いて撮影を行えるように用意された比較的小型の移動式撮影装置です。通常これを「ポータブル」と呼んでいます。

外科用イメージ(手術室にあります)

この装置は主に手術室で使う装置になります。X線テレビ装置を小型化して自由に動く装置です。例えば手術で切っている所は見えていますが、それより内部の様子は分かりませんのでX線を用いてリアルタイムに器具と骨などの位置関係を観察することにより、細かい調整をし、精度が高く侵襲が少ない手術をすることが可能になります。

全般について

放射線と放射能と一般に混同されていることがありますが、放射線と放射能の関係を電灯と光線の関係で例えると、放射線は電灯から出る光線に相当し、放射能は電灯が持っている光線を出す能力、あるいは性質と言えます。つまり、放射能は放射線を出す能力を持つ性質と言うことです。当院で取り扱う放射線の種類は、スイッチを押した時だけ出ます。

撮影の後に放射線はありませんのでご安心ください。

病院情報

日浦病院のある外海の町は、「隠れキリシタンの里」「紺碧の海と夕陽のメッカ」。この地に古くから根付いた独特のキリスト教文化と豊かな自然が織りなすハーモニーは、今もなお人々の心に安らぎを与えています。1967年の開設以来、日浦病院は高齢者に優しい病院を目指して、日々努力しています。

日浦病院のある外海の町は、「隠れキリシタンの里」「紺碧の海と夕陽のメッカ」。この地に古くから根付いた独特のキリスト教文化と豊かな自然が織りなすハーモニーは、今もなお人々の心に安らぎを与えています。1967年の開設以来、日浦病院は高齢者に優しい病院を目指して、日々努力しています。

外来診療時間(受付)午前8時30分〜

月曜日〜金曜日
午前9時〜午後12時30分 
午後1時30分〜午後5時 
土曜日:午前9時〜午後12時30分

リハビリ診療時間

月曜日〜金曜日
午前9時〜午後12時30分 
午後1時30分〜午後5時 
土曜日:午前9時〜午後12時30分

休診日 
日曜、祭日、お盆(8月13〜15日) 
年末年始(12月30〜1月3日)
急患の患者さんは24時間受付

医師紹介
医師一人ひとりが安全かつ安心して医療を受けていただけるように心がけています。
検査機器
CT、MRI 、一般レントゲン撮影、骨粗鬆症の検査などを行っています。
健康診断
2023年10月2日 6階健診専用フロアオープン。
 
リハビリテーション
患者さんの機能回復、自宅復帰へのお手伝いをしています。
訪問サービス
在宅生活がよりよく過ごせるように、お手伝いをさせていただいています。
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